07】新生児: ₀₂₎着せ方、室内温度,湿度

新生児: 着せ方、室内温度,湿度
着る物:
袖口の広い、着せたり脱がせたりし易い物を選びます。
長,短の肌着とドレスを基本にしますが、季節に合わせて増減します。
寒い時はベストを併用。
手足が冷たい時は手袋や靴下を使用しても良いです。ただしゴムや紐で絞め過ぎていないかを、常に注意して下さい。特に手袋をしている時は時々外して、赤ちゃんの指に糸とか紐が絡まっていないかどうか確認します。絞め過ぎたり糸や紐が絡まって、手や足や指に跡がついたり傷がついたりすることがあるので注意して下さい。

室内の温度:

外気より4~5℃位低くする。
エアコンの設定は26~28℃を目安に。
25℃以下では冷え過ぎです。


エアコンの設定は20~23℃を目安に。
25℃以上では暑過ぎです。

室内の湿度: 年間を通して40~60%が適当です。

✿赤ちゃんの顔や体の、皮膚の色、触ったときの熱感、冷感、発汗等で、暑いか寒いかを判断してあげてください。そして状況に応じて臨機応変に着る物を減らしたり増やしたりしてください。
                           育児のポイントと健康相談’15
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07】新生児: ₁₁₎便秘、綿棒浣腸の仕方

新生児の便秘、綿棒浣腸の仕方
新生児の便秘:
生まれたばかりの赤ちゃんの便は、ほとんど常にゆるくて下痢様です。それで正常です。
極たまに便が何日かでない時があります。1日おきに出ていればよいですが、2日間排便が無ければ3日目には綿棒浣腸(綿棒刺激とも言います)で排便させましょう。綿棒浣腸は簡単です。癖にもなりません。
初めてでしたことが無く怖い方は、看護師さんに、するのを見せてもらってください。
生後6か月までの便秘は、通常の浣腸液ではなく、簡単な綿棒浣腸で済むことが多いです。

綿棒浣腸(綿棒刺激)の方法:
綿棒の先に、オリーブ油又はサラダ油、グリセリン等を付けます。
綿棒の綿の部分がちょうど隠れるくらいまで挿入します。あまり深く挿入すると危ないので綿がやっと隠れるくらいに留めます。
肛門の内側をそっと刺激しても良いし、単純数分間待っていても良いです。そのうちに赤ちゃんが息張ってきて便が出ます。
【子供の病気ホームケアガイド】’13
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