30)月経不順、無月経、検査、治療、

月経不順
✥無月経とは、受診が必要な方、
15歳になっても月経がない方。又は、
*今まであった月経が
3か月い方。
✥正常の月経周期は、
25~38日です。
✥月経不順とは、
頻発月経: 24日以内に月経が来てしまう方(20~21日周期で早く来る方が多いです)。
頻発月経では、無排卵性月経の事が多いです。
稀発月経: 39日以上、月経が来ない方(要するに、いつも10日以上遅れる方)(月経が遅れやすく、
にしか来ない方)。稀発性月経では、無排卵性月経の事が多いです。
✥月経不順の検査、
基礎体温測定、グラフに記入
*内診、超音波検査: 子宮や卵巣の大きさや形をCheckします。
*血液検査、
        検査の時期: 月経開始から3~7日目位に採血すると正確に調べられます。
検査の項目: 
LH(卵巣刺激ホルモン、黄体化ホルモン)、FSH(卵巣刺激ホルモン)、E2(女性ホルモン)、
T(男性ホルモン、女性にも少しあります)、TSH(甲状腺刺激ホルモン),FT3(甲状腺ホルモン)、
FT4(甲状腺ホルモン)、
PRL(乳汁分泌ホルモン、普通は産後に分泌されるものですが間違って産後では無いのに
たくさん分泌されていることがあります。その為排卵が悪くなることがあります)。       

✥月経不順の治療、
女性ホルモン(プロゲステロン、Progesterone)を注射すると、数日後に月経(正確には消褪出血と言います)が
起こります。その注射だけでも以降順調になる方も多いです。しかし、再び不順なら、下記を行います。

  ⇛女性ホルモン低用量ピル等)を3~6か月間服用して以降は経過観察します。
その後は順調になる方が多いです。
その後また不順なら再度3~6か月間服用してみます。その後は順調になる事が多いです。
挙児希望の方は、排卵誘発剤を使用。排卵が起こると月経も順調に来ます。
挙児希望では無い方は、基本的には排卵誘発剤を使わないのですが、2~3か月使ってみることもあります。

  ⇛高度の痩せ急激なダイエットでも、月経不順になります。
  ⇛高度の肥満でも、月経不順になります。
高度肥満、中等度肥満の方は、軽度肥満程度まで体重を減らします。運動では、なかなか体重が減りません。
基本的にはカロリー制限です。【71)体重が増え過ぎて困る時の食事】の項目もご覧ください。
産婦人科外来での鑑別診断の手順と薬物療法’15、  ガイドライン婦人科外来編’14