母子の健康と患者様のお気持ちを大切に

経過観察とヒアリングに力を入れて”ローリスクなお産”となるように

042-974-9200

【面会時間】午後3時~午後8時
【アクセス】飯能警察前,国道299号沿い

母子同室について

飯能産婦人科医院では、「お母さんと赤ちゃん」を中心としたお産を大切にしているため、お産した次の日から「母子同室」が可能です。
※お産の内容や赤ちゃん・お母さんの状態によっては、次の日以降となる場合もあります。

母子が同室で過ごすことは、赤ちゃんのペースに合わせた授乳も可能になるし、いつでも赤ちゃんと触れ合う喜びを感じられるメリットがあります。でも、産後のお母さんはとても疲れていて、夜と昼の区別のない赤ちゃんの面倒をすべて見るのはとても大変なことです。

母子ともに健康に退院することが大切ですから、夜だけは看護師へ預ける等、当院では患者様事にあった入院生活をおすすめしています。

新生児を抱っこするときのお願い

首がカクっとならないように、優しく包み込むように抱っこします・・・などと看護師・助産師から説明を受けますが、お産したからと言って、急に完璧なお母さんになるわけではありません。 特に首の座っていない赤ちゃんを抱っこするときは、事前に説明を受けていたとしても不安になるものです。

少しずつ赤ちゃんと触れ合い、つながりを深めていきましょう。

お母さんに強くお願いしたいのは、面会の方が抱っこする時、あなたが少しでも不安を感じた時は、しっかり断りましょう。母子同室は、赤ちゃんといつでも一緒にいられる素敵なことです。でも、産後すぐにいらっしゃる面会の方との橋渡しも、お母さんがしなくてはならなくなるのです。

授乳時のお願い

授乳は、誰でも完全にうまくできるということではありません。
おっぱいの状態は、お母さん一人ひとり違うし、赤ちゃんがなんとなく避けてしまうこともあります。

授乳がスムーズに行くようになるまで、思ったより時間がかかる方はたくさんいます。だから、あせらないで。お母さんと赤ちゃんと医師・看護師・助産師とともに進みましょう。
※当院では、母乳指導だけでなく、調乳指導も行っていますし、母乳に頼らない、ミルク中心の子育てをされている方も多くいます。

また、赤ちゃんに何度もおっぱいを吸われてるうちに、乳首からバイキンが入り、乳腺炎(発熱などの症状)になるケースも多くあります。乳腺炎は、お母さんにも赤ちゃんにも落ち度があるわけではなく、授乳中にはよくあることです。落ち着いて当院に相談して下さい。解熱鎮痛剤や抗生物質など、授乳にも赤ちゃんにも影響のない薬を処方することができます。

母子同室のストレスについて

お母さんと赤ちゃんが同室でいると、素晴らしい経験や安心した時間を過ごすことにもつながります。 例えば、赤ちゃんの表情の変化や仕草、うんちの色の移り変わりまでいろいろな出来事に喜びを感じることができます。

でも、産後の疲れや授乳がスムーズに行かないことへの不安・ストレスが多くたまっているとどうでしょう。 朝も昼も区別なく起きる赤ちゃんに、気持ち・体が休まらないと感じることも多くあります。

退院したら、楽しく・素晴らしく・大変な時間の連続です。入院中は、無理をせず、看護師に預けてゆっくり寝ても良いのです。赤ちゃんも、元気なお母さんと退院したいと思っているはずです。