母子の健康と患者様のお気持ちを大切に

経過観察とヒアリングに力を入れて”ローリスクなお産”となるように

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月経困難症

どんな病気か

健康な人でも、月経が始まると下腹部に違和感を感じたり、重苦しく感じたり、ときには軽い痛みを感じたりします。

ところが中には、下腹部痛が強くて日常生活も送れず、寝込んだり、鎮痛剤を服用しなければならいない人がいます。このような状態を月経困難症といいます。

月経痛は、月経があるどの年代の人にもおこりますが、とくに初潮があって2~3年後、排卵が正常におこるようになる15~16歳から頻度が高くなります。

症状

月経開始と同時か月経が始まる前日ごろから、下腹部通、腰痛、下腹部膨満感、さらに吐き気、嘔吐、人によっては頭痛が現れてきます。下腹部痛は月経開始後1日か2日でおさまるのがふつうですが、月経期間中ずっと続くこともあれば月経終了後も数日間続くこともあります。

このような症状がある場合は、ぜひ婦人科の診察を受けましょう。

月経痛はあるのが当然として、我慢するように強いる母親がいたり、婦人科を受診するのは恥ずかしいという若い人がいたりしますが、子宮内膜症などの原因がないかどうかをはっきりさせることが大切でし、治療を受ければ苦しまずに月経期間を過ごすことができます。